「月収100万円稼ぎました!」
「フォロワー1万人突破!」
SNSを開けば、こんな華々しい数字が毎日のように飛び込んできます。
僕も、そんな強烈な数字を目にするたびに、心が少しざわついたり、ギュッと掴まれるような感覚になります。
「すごいな、自分もこうなりたい」と憧れる反面、「今の自分には何もない…」と焦ってしまう。
あなたも、そんな風に数字に圧倒され、数字を持たない自分に自信を失っていませんか?
この記事では、僕自身が「数字」と「発信」の間で揺れ動きながら見つけた、心が疲れないための、そして長く愛されるための発信の在り方について解説します。
よーかん読み終える頃には、数字競争から一歩距離を置き、あなた本来の魅力でファンを作るための新しい一歩が踏み出せるようになりますよ!
なぜ「数字」に依存した発信は疲弊を招くのか


そもそも、なぜ数字に依存した発信はこれほどまでに疲弊してしまうのでしょうか。
ここでは、数字だけを追いかけることの構造的な問題点についてお話しします。
これを理解することで、あなたは無意味な数字競争から降りる決心がつきますよ。
数字を前面に出すと「数字を欲しがる人」しか集まらない
結論から言うと、数字に依存した発信が疲弊を招く最大の理由は、「数字を欲しがる人」しか集まってこないからです。
数字を前面に押し出して(例えば「誰でも月10万稼げる!」のように)発信すれば、確かに人は集まります。
短期的には、フォロワーも増えるし、反応も良くなるでしょう。
しかし、そこに集まってくるのは「あなた」に興味がある人ではありません。



「あなたの持っている数字(稼ぎ方や結果)」だけに興味がある人たちです。
「金の切れ目」が「縁の切れ目」になる
これは非常に残酷な現実ですが、もしあなたがその数字を維持できなくなったり、成長が止まったりしたらどうなるでしょうか?
数字を目当てに集まった人たちは、蜘蛛の子を散らすように去っていきます。
なぜなら、彼らにとって用があるのは「稼げそうな数字」であって、「あなた自身」ではないからです。
「常に右肩上がりの数字を見せ続けなければ、人は離れていく」 そんなプレッシャーの中で発信を続けるのは、ゴールのないマラソンを全力疾走するようなもの。



いつか必ず息切れし、心が折れてしまいます。
僕が「ノウハウコレクター」だった頃の痛い記憶


偉そうなことを言っていますが、これはすべて、かつての僕自身へのブーメランでもあります。
ここでは、僕が実際に体験した「数字に踊らされた過去」を恥を忍んで公開します。
僕の失敗談が、あなたの反面教師になれば嬉しいです。
「稼げる」という言葉にしか反応しなかった過去
僕自身、過去にはいわゆる「ノウハウコレクター」でした。
「月収〇〇万円!」という景気の良い言葉に釣られては、高額な教材やコンテンツを買い漁る日々。
その時の心理を振り返ると、僕はその教材を売っている人のことなんて、これっぽっちも見ていませんでした。
見ていたのは、「その教材を買えば、自分もその金額を稼げるかもしれない」という自分の欲だけ。
だから、いざ教材を買ってみて、少しでも「自分には難しそうだ」と思えば、すぐに放り出していました。
販売者の理念や想いなんてどうでもいい。
結果が出なければ「詐欺だ」「役に立たない」と切り捨て、また別の「楽に稼げそうなノウハウ」を探し求める。



PCのフォルダには、一度もまともに実践されることのない「高額ノウハウ」のデータが、まるで墓標のように積み重なっていくだけでした。
発信者になっても同じ過ちを繰り返そうとしていた
そんな冷酷な消費者の立場だった僕が、いざ発信する側になったとき、あろうことか同じように「数字」で人を釣ろうとしていたのです。
「自分がされて嫌だったこと」ではなく、「自分が釣られた方法」を無意識に真似してしまう。
これこそが、多くの発信者が陥る罠であり、僕自身が長く苦しんだ原因でもありました。
「実績がなければ誰も振り向いてくれない」という強迫観念から、SNSのプロフィールを数字で埋め尽くし、発信内容も「いかに簡単に、大きな数字が出せるか」ばかりを強調していました。
その結果、集まってくるのは当然、かつての僕のような「数字目当て」の人たちだけです。



表面的な数字だけで繋がった関係は脆く、常に右肩上がりの新しい数字を提供し続けなければ人が離れていくという、終わりのないプレッシャーに、当時の僕は押し潰されそうになっていました。
「実績」と「人間味」の黄金比率


では、実績の数字は全く意味がないのでしょうか?
権威性を考慮すると、実績の数字自体は必要ですが、重要なのは発信のバランスです。
ここでは、僕が考える「実績」と「人間味」のベストなバランスについて解説します。
このバランスを意識するだけで、発信の質がガラリと変わりますよ。
実績2割、人間味8割がちょうどいい
結論、数字は「信頼の土台」として重要ですが、主役にしてはいけません。
僕が考える、長く愛される発信の黄金比率はこれです。
- 数字(実績):2割(信頼のパスポート)
- 人間味(過程・価値観):8割(共感と信用の源泉)
「この人は口だけじゃないんだな」と証明するために、数字は必要です。



しかし、それはあくまで「土台」や「入り口」であって、そこから先は「人間味」で勝負するのです。
「この人だから」選ばれる強さ
想像してみてください。
常に「月収100万」をアピールし続ける完璧な発信者と、 「今は月収5万だけど、こんな想いで、こんな失敗をしながら、泥臭く挑戦しています」と語る発信者。
もしあなたが、将来への不安を抱えながらも、一歩を踏み出したいと思っているなら、どちらに親近感を覚えますか?
どちらの人と「一緒に頑張りたい」と思いますか?
数字がどれだけすごくても、そこに「人間味」がなければ、人の心は動きません。
逆に、数字はそこそこでも、その裏にある「試行錯誤」や「悔しさ」、「喜び」といった感情(人間味)が伝わってくれば、人はあなたを応援したくなります。



この「応援される」という関係性こそが、数字が落ち込んでも、時代が変わっても、決して崩れない最強の資産になるのです。
今日からできる!数字に縛られない発信へのシフト


「じゃあ、具体的にどうすればいいの?」
そう思ったあなたへ、僕が実践している「数字の呪縛」から抜け出すためのアクションプランを提案します。
誰でもすぐに実践できることばかりですので、ぜひ試してみてください。
1. プロフィールと発信の文脈を見直す
まず、自分のSNSやブログのプロフィールを見てみてください。
「月収〇〇万」「〇〇実績No.1」といった、数字だけの羅列になっていませんか?
もしそうなら、その数字の横に、「なぜその数字を目指したのか」「その過程で何を学んだのか」というストーリーを付け加えてみてください。
どん底の過去→現在の挑戦→未来の展望というストーリーが分かると、読み手の感情を揺さぶり、フォローしようかなという気持ちがわきやすいでしょう。



数字は「結果」ですが、ストーリーは「あなたそのもの」です。
2. 「現在進行形」のプロセスをさらけ出す
たとえば、日給3万円とか、一度しか達成できなかったような過去の栄光だけにすがって発信するのは、もうやめましょう。
それは「昔はワルだった」と自慢するおじさんと同じくらい、聞いていて寂しいものです(笑)。
それよりも、「今、何に挑戦しているか」を語りましょう。
たとえ今の数字がゼロでも、「0→1」に挑む姿そのものが、同じ境遇の人にとっては貴重なコンテンツになります。
カッコ悪い失敗も、うまくいかない焦りも、すべてリアルタイムで共有する。



それが、あなたの信頼を積み上げる一番の近道です。
よくある質問とその解答(FAQ)


ここで、数字と発信について、よく聞かれる疑問にお答えします。
- とはいえ、最初は数字(実績)がないと誰も見てくれないのでは?
-
数字がなくても、「共感」で人は集まります。
確かに、大きな数字は目を引きますが、それだけがすべてではありません。
「私もあなたと同じ悩みを持っています」「一緒に頑張りませんか?」という等身大の発信には、同じ悩みを持つ人が必ず集まってきます。
実績は、行動した後からついてくる「おまけ」のようなものです。まずは「共感」を大事にしてみてください。
- 過去に大きな実績がある場合は、隠した方がいいですか?
-
隠す必要はありませんが、「過去」として扱いましょう。
実績は素晴らしいことなので、隠す必要はありません。
ただ、それを「今の自分の価値」のすべてであるかのように振る舞うのは危険です。
「過去にこれだけの実績がありますが、今は初心に帰ってこんな新しいことに挑戦しています」 というスタンスなら、過去の実績が今の挑戦を輝かせるスパイスになります。
- 数字を目標にすること自体がダメなんですか?
-
目標にするのはOKですが、目的(ゴール)にしてはいけません。
「月10万円稼ぐ」を目標にするのは、モチベーション維持のために大切です。
しかし、それが「目的」になってしまうと、稼げない自分を責めたり、手段を選ばなくなったりします。
あくまで、理想の未来(家族との時間、心の余裕など)を実現するための「通過点」として数字を捉えましょう。
まとめ


今回は、数字に頼りすぎない発信の在り方について、僕の失敗談も交えてお話ししました。
- 数字に依存すると、「数字目当て」の人しか集まらない
- 数字が落ちれば人は去り、自分も疲弊する
- 「実績」よりも「人間味」や「プロセス」を発信する
- 過去の栄光より、今の挑戦(現在進行形)を見せる
数字は、僕たち発信者にとって、甘い蜜のようなものです。
つい舐めたくなるし、あればあるほど安心する。
でも、それに依存しすぎると、いつの間にか「数字の奴隷」になってしまいます。
僕もまだ、大きな数字を見ると心がざわつくことがあります。
「いいなぁ、羨ましいなぁ」と(笑)。
でも、そんな時は深呼吸して、自分に言い聞かせています。
「僕が見てほしいのは、数字じゃなくて、僕という人間だ」と。
あなたも、数字という鎧を少しだけ脱いで、等身大の言葉で発信してみませんか?



その方が、きっと今よりずっと楽しく、そして長く、発信を続けられるはずです。


コメント